「ゼロ・グラビティ」

 「ゼロ・グラビティ」という映画の評判が良さそうなので見てきました。画面は3D、専用メガネが必要、チケットはシニア料金で1000円ですが、3D代が300円、メガネ代が100円かかりました。平日の午後、それでも20人程の入り、メガネを用意して上映を待ちました。

 場内暗くなって、予告編やら宣伝やら、これが結構長く、館側も売り上げ確保にいろいろ大変なんですね。3Dメガネをメガネの上に掛けるとやがて始まりました。鑑賞した結果を先に言ってしまうと、画面の奥行きに驚きました。堪能しました。お金を払って観る価値は十分にありました。

 映画が初めて出来て、それを見た人達は、平面スクリーンに映し出された人物の動きに驚いたことでしょう。それに通じるプリミティブな感動がありました。70ミリの大画面スクリーンの中で群舞するダンスの迫力に圧倒されたウエストサイドストーリーの高揚感を思い出しました。

 映画の魅力は色々あって、文芸作品の、白黒画面の陰影に人間の摂理を見るのも一つだし、音楽や踊りの素晴らしさに目を奪われるのも一つ。自然界の営みの記録もそうだし、泣き笑いの人生スケッチに共感して心が洗われたりするのもそうでしょう。

 そしてもう一つ、シンプルにただただ其処にある自然の大きさに感動するのも映画の魅力なんだと思います。先日亡くなったピーター・オツール、彼の代表作「アラビアのロレンス」、冒頭砂漠の遠望シーン、何もない砂漠の、そして圧倒的な砂のシーンは忘れられません。

 あれは女性の出てこない男達の史実ドラマでしたが、もう一つ、舞台となった砂漠が主人公でもありました。「ゼロ・グラビティ」では飛行士たちと同じ目線で眼下の地球を眺め漂う宇宙空間がもう一つの主人公でした。そのバーチャル体験に驚異し感動しました。

 ストーリーは、宇宙ステーションの事故で空間に投げ出された二人のアストロノーツ、女性科学者のサンドラ・ブロックとパイロットのジョージ・クルーニーの陥る絶体絶命が描かれています。出演者はこの二人だけ、しかし見事に最後まで観客を引きつけます。

 写真が動く事に目を見張った黎明期と同じように、画面の奥行き、臨場感に感嘆、これが映画なんだと満足感を味わいました。背景にコンピューターの進化があるんでしょうが、映画作りの現場も変貌を遂げていくという事なんでしょうね。

 幾つか気の付いた事、新しい試みの映画ですが、旧作「2001年宇宙の旅」へのオマージュと思える場面があったり、飛行船が地球に帰還する場面、分離したISSの機体が燃え尽きる場面、あれはハヤブサの帰還時に燃え尽きた様子を参考にしていますね、屹度。

 NASAの飛行船の他にロシア、中国のISSが出てきます。おやおや何で中国なんだと、近未来だとして宇宙開発競争はここが出てくると思っているんでしょうかね。確かにこの間月に軟着陸したというニュースが流れました。その後音沙汰がないけれど。

 あれ見てて、でも日本の「かぐや」だって月まで行きハイビジョンの綺麗な映像を撮って仕事をした後着陸していました。月面に衝突という形でしたが、あれは衝撃を知るためと中身を知られないように壊したのではありませんか。(素人の思いつき)

 でもNHKその後あまり映像を公開しませんね。他国に出さないようにしているのなら安心ですが、まさか中国様に差し出しているのではないかと、余計な心配もしてしまいます。何せ近年の行いが悪すぎますから疑念を持たざるを得ません。

 (いかん、つい反日マスコミの事が頭の中に湧き上がってきてしまう)

 クレジットの最後の方で,japanという文字が映りました。それが何だったのか見逃しました。ストーリーはもう判っていますから、次回見る時があれば映像の細部に気を付けて、色々発見があるかも知れません。久しぶりに映画らしい映画を観賞しました。

 
画像


 雨上がりの朝。雀が10数羽ほど固まっていたので写真を撮ろうと止まるとさっと逃げます。少し離れてカメラを向けるとまた逃げます。さらに少し離れた所で電線に止まっている2羽、これくらい離れていると逃げないんですかね。
 

 

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