映画「関ヶ原」

 今週、来週と晴れが続くと天気予報。桜の花が一気に咲き始めました。三月の終りから四月はじめにかけての毎年恒例桜だより。日本の風物詩です。然るに最近は変な雑音も聞こえる様になりいささか不愉快。これ何とかしましょう。

 日本の桜は韓国が原産、済州島の王桜がソメイヨシノの起源だという例の韓国ホルホル起源説が湧いてくるからです。起源を云うのみならず「米国ワシントンのポトマック川沿いのソメイヨシノも済州島産」と云って嘘の上塗りをしています。

 今年のソメイヨシノの韓国起源説 (ニコニコチャンネル ブロマガ)

 日本が済州から韓国桜を盗んできて、米国に送った。 (5チャンネル)

 韓国起源説 (wiki)

 戯れ言、稚戯だと笑って過ごしていると、彼らは嘘を恥じない民族だから、自分の云った嘘に上乗せしてさらに嘘を拡大し、困った事に海外で拡散し始めます。こうしてウソを事実化してしまうから始末に負えません。その都度嘘を排除しないとまかり通ってしまいます。

 その典型が慰安婦問題、少女像なるモノまで作って騒ぎ、ウソと気付かない海外地方自治体あたり像の設置を認めていたりします。この調子で韓国起源のウソ諸説を拡散されたら日本は海外で肩身の狭い思いをする事にもなるし評価が下がります。

 全くもって面倒くさい事ではありますが、モグラ叩きの様に頭を出したら一つずつ叩き潰していくしかないでしょう。

 少し前に横浜に住む知人からメールがあって、最近見た映画、劇場には足を運べなかったのでDVDで鑑賞。タイトルは「関ヶ原」、司馬遼太郎の原作。徳川の治世は現代に至る基礎とも考えていてこの小説は以前に興味深く読んだと、

 映画はこの大きな歴史のうねりを描ききるには至らず、2時間ちょっとに納めるには無理があり消化不良。小説を読んでいない人には判りにくい映画であっただろうと書いてありました。それに加えて、映画の中に半島人が出て来て興ざめだったとも加えてありました。

 朝鮮出兵で捕虜にした半島人の部隊が大砲を打つというシーンがあって、彼は小説を読み返してみたそうです。小説では、「朝鮮の役で見た大筒を持ち帰り、国友鍛冶に命じて作らせた大筒」とありますが、半島人が関が原で戦ったという事ではない。

 見終えたDVD送るというので私も映画を見てみます。パソコンで再生した所為もあって台詞がよく聞き取れず、一度見てから字幕を出して再生。それでも話が見えない部分があったので、ナレーション付きの画面で見直しました。確かに、朝鮮語らしい台詞のある場面がありました。

 「朝鮮の兵士が火薬を積み、火を点ける」とナレーション、最初見た時には判らなかった場面が理解出来ました。あれは朝鮮の兵士だったんだ。しかし、これは史実なのか?映画の脚色は有りだけれどこの部分、奇異に感じたと彼は書いています。

 さらに、・・朝鮮の兵士が火を点け大砲がの弾が敵陣に飛び、打った砲弾が弾着時に爆発。いやこの当時の大砲の弾は鉄の塊で、爆発はしません・・まぁ、この所は映像効果を狙ったモノで見逃しても良いんですがと続け、

 ・・「関が原」は、石田光成、徳川家康を含めたくさんの戦国武将たち、さらには北政所を含めた駆け引き、裏切り、打算、運、等々が入り乱れての展開が面白いと思っているのに、そのような本来あるべき描写はそれほどでもないのに、まったくストーリーに寄与しないこの「人たち」の場面がなぜ入ってくるのか・・

 そこがオカシイと彼は云うわけです。主人公、岡田准一の演じる石田三成も、「文化豊かな朝鮮国の・・」という台詞を云っていました。なんと云いますか、日本の歴史の中に足を突っ込んで来ているな、ねじ込んできているな、そう私も感じました。

 この話、既視感があります。以前にこのブログで「利休にたずねよ」という映画について書きました。「こうして起源は盗まれる」。同じですね、歴史映画の中に妄想史実を入れ込んでくる。利休に影響を与えた朝鮮の姫、というフィクションが紛れ込んでいました。

 この映画については、茶道関係者の「【映画】『利休にたずねよ』の嘘を暴く」というブログも有り、沢山のコメントの意見共々参考になりました。映画だから、娯楽だから、という向きもありますが、こういうのは少々、いや思いっきり不愉快です。

 映画は監督のものですが、原田眞人監督はなぜこういう台詞やシーンを入れたのか、ストーリーの中でこのシーンが必然だったのか、その内実よく判りませんが、違和感は消せません。映画が終わってクレジット。その中に、協力というか協賛というか、企業名が続きます。

 ・・

 朝日新聞

 毎日新聞

 中日新聞

 電通

 JR東日本

 ・・

 成る程。利休の時の配給会社は東映、今回は東宝製作。上記企業は日本映画の振興に理解のあるいわゆるメセナ企業なんでしょう。こういう理解のある企業があるから日本の映画、ひいては文化は守られ育っていく、と、いやこれは皮肉です。

 イチゴは盗むし、桜も一時は日帝残滓と切り倒していたのに世界各国で桜の花見が賞賛されると植えだして我が物にしようとするし、果てには歴史も改ざんし日本人の心の中に土足で入りこんで来る。後味の悪い歴史映画という評価しか出来ません。

 
画像


 満開の桜花。風に花びら、幾ひらか舞い散っています。

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