レストア版 「ゴッドファーザー」

 ソチの冬季オリンピックが終わりました。TVの映像編集は素直に楽しめない場合が多いのであまり見ないようにしていましたが、戦いすんで幾つかの競技には心動かされるものがありました。特に浅田真央選手の競技後の感涙にはつい拍手が出てしまいました。

 いい娘(こ)ですね。日本人です。冬のオリンピック、札幌と長野でかつて開催されていますがウインタースポーツに縁のない身としては、と言えば、フランス、グルノーブル(1968年)が思い出されます。「白い恋人たち」というその記録映画が公開されました。

あの頃の有名選手といえばアルペンスキーの王者、キリーがいました。 映画も見ましたがこの映画が印象に残るのは主題曲が素晴らしかったからでしょう。フランシス・レイの作曲した同名曲はその美しい旋律ゆえに大ヒットしました。映画の監督はクロード・ルルーシュ。

 60年代から70年代にかけて幾つもの佳作を発表、「男と女」はその中でも代表作として世界から支持されています。この映画でも音楽はフランシス・レイ、両者ともこの頃一時代を画しました。印象的な映像と旋律と、映画はひときわ観客に訴えてくる情報量が多く記憶に残ります。

 だから何十年たってもいい映画は忘れません。同時に見る年代によってその印象、解釈は遷り変わって、若い頃に見えなかったものが見え始めます。といって若い頃の感性はその時代と共にありますから、振り返れば懐かしさその他を引き連れて来てくれます。

 
 本棚に文春文庫版の「洋画ベスト150」と「戦後生まれが選ぶ 洋画ベスト100」という本があって、時折目を通しています。各界の著名人、識者が選んだベストテンを集計したもので、1988年、1995年に第1刷が出ています。

 このそれぞれの作品名に見た映画の印を付けていくと、ベスト10では両方とも9作見ています。評価の高かったものは大体収斂していきますね。しかし映画の楽しみは話題作もそうですが、名もない作の中にも自分の拘りやら共鳴点を見出す事にもあります。

 だからベスト10以降の作品を識者はどう感じ取ったかというアンケートの一言を読んで行くのはなかなか面白い。同時にこんな作品があったのかと、見てみたいと思い始めます。何れにしても膨大な制作本数の中から選ぶのですから珠玉作は限りなくある筈です。

 文庫本に読んだ当時に書いたメモが挟んであって、自分のベスト10が書いてありました。

 ウエストサイドストーリー

 ビートルズがやってくる ヤァヤァヤァ 

 アラビアのロレンス

 これがベスト3、以下はとても選びきれず20まで書いてあります。その中で識者には選ばれなかったけれど個人的に琴線を震わせられた幾つかを挙げると、「ジョアンナ」 「離愁」 「ミスターロバーツ」 「最後の晩餐」 「イエローサブマリン」・・あまりにも良かったので次の日また見に行ったものもあります。

 挟み込まれていたメモは3枚あって、上位3作は一緒ですが以下は微妙に違っています。それだけ良かった映画が沢山あったという事でとても10や20には収まり切れません。あれもこれも浮かび上がってきて順位を付けるのが難しくなってきます。

 本のベスト10で見ていなかった1本は「ゴッドファーザー」でした。1972年の作品です。この主題曲もヒットし今ではスタンダードナンバーになっていますが、たまたま見る機会がありませんでした。だからいつかこの大作を見てみようと思うのですがそう思いつつ40年。

 評判作である事は判っていますから、解説や評価はズーッと読まない様にしてきました。先入観なしで鑑賞してみたいからです。そしたら先日ネットのアフィリでDVDが発売されている事を知りました。見ると1000円です。中古かなと思ったんですが新品の様子。

 レストアー版とあります。しかも3部作まであって各千円です(定価は2625円)。アマゾンから、取り敢えず3作購入してしまえと申し込み翌々日に届きました。確かに新品、レストアーとは傷等をデジタル修正したという意味のようです。やっと念願の旧作を見る事が出来ます。

 各巻3時間の大作ですから、気軽にプレーヤーにかけてとはいきません。体調も整えてしっかり鑑賞してやろうと、まだ封を切っていません。ワクワク、そのうち見終わってマークをすれば、文庫本のベスト10全部にチェックが入ることになります、ってどうでも良い事ですが。

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 朝7時、日の出。

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