「マッドマックス・怒りのデスロード」

 サッカー女子ワールドカップは、なでしこジャパンがベスト4に勝ち上がりいよいよ今日準決勝戦。戦う相手ライオネシス・イングランド。雌ライオンの事ですね。準〃決勝の相手だった豪チームはマチルダス、ワルチングマチルダから来ている豪女性の愛称でしょう。

 ワルチングマチルダという曲で思い出すのはグレゴリーペックが主演した米映画「渚にて」。この映画の主題歌でした。1959年の作で、第3次世界大戦が起こり北半球は放射能で汚染され、南半球オーストラリアもやがて終末を迎えるというSF作品でした。

 オーストラリア、終末世界、とくれば「マッドマックス」、若い人がやって来て同映画最新作を見て来たと云います。そして非常に面白かったと、その時点ではそれほど興味はなかったのですが、家に帰って今週の週刊文春映画評欄を見たらえらく評価が高い。

 評者5人中(男2人女3人)4人が満点の星5つ。残る中野翠も星4つ、これほど高評化が揃う事は稀ですからそれではと観に出掛けました。平日の午前、一回目の上映、10人程の入り、多分60歳以上の男性ばかり。用事を片付けた後で少し遅れて入場、冒頭部は見逃しました。

 概要はトレーラーを見てもらえば判りますが(音が出ます)、見せ所は荒涼たる砂漠をマッチョな改造トレーラー、バイクその他で追い掛け、攻撃し奪い合い、生き残る戦いの連続。大画面での圧倒される迫力です。CGではなく実写だという事、まさにお金と時間をかけた映画の持つ醍醐味です。

 全編こればかりでは辟易しますが、暴力の繰り返しの中にも幾つかの潤いは用意されていて、終章の後味は悪くありませんでした。見終わってから、もぎり嬢に客層を確認してみました。やはり年配の男性ばかり、女性が好んでみる映画ではなさそうです。

 「私は見ていないけれど、どうでした」と聞いて来るものですから、迫力に圧倒された事、細部までよく作り込まれている事、ついでに今週の文春で評価が高かった事を伝えました。平日だから年配者ばかりだけれど、週末土日には若い層も入っている様です。

 終末世界の砂漠を延々と敵、味方が追い掛け回す荒唐無稽なバイオレンス映画のように見えてしっかりテーマや訴えかけるものはあります。悪の支配を逃れ、緑の地へと、それは果たしてあるのかどうかは判らない地へと向い、しかし戻って戦う事を決断します。

 苦労してたどり着いた先が虚無であったらどうするのか。無駄な徒労に終わるよりは、逃げず戦う事で得られる現実の戦果を選び引き返します。そして悪の支配者を倒して圧政に苦しんでいた人達とともに歓喜を分かち合う。なんだか中国や北朝鮮を想起してしまいました。

 同時に日本の一部の現実も連想してしまいます。特亜の、いや米国にも、言い掛かりを付けられたら、波風立たぬ様に相手の言い分を受け入れてこれまでやって来ました。結果相手は増長し更に上書きの難癖を付けて来ます。

 日本人の優しさや和の心は優れた資質だけれど、それが通用するのは同等のレベルの国家、若しくは日本国内だけです。相手に勘違いをさせる対応は止めて、世界標準の腹黒さを織り込んで向き合うべきでしょう。戦う時には戦わないと誤解されて貶められ奪われます。

 逃げてやり過ごしたって相手は勘違いしていますから何時までも執拗に攻撃してきます。それを断ち切るのは逃げない事、戦う事。「MAD MAX」を観て一番感じたのはその事です。争いは嫌だけど、避けられない時には立ち上がらなければ言いなりに凌辱されます。

 安倍総理には異を唱えたい所もあるけれど、戦後70年で歪んでしまった日本の背筋を真っ直ぐにしようとしている強い意志は感じます。ただ闇も深くストレートには手を付けられない部分もあります。妥協もしながら時間を掛けて現在施療中なのだと思います。

 安保法制を長期に延長してまで通したいのは、そうする為の喫緊かつ重要事項だからなんでしょう。逆に特亜と特亜の手先にはそれが言いなりにして甘い汁を吸い尽くす事が出来なくなる第一歩だから強烈に反発しています。戦争反対、平和というおいしい言葉を撒き餌にして。

 戦争なんて誰だって避けたい。でも目の前にモンスターが勘違いをして狂い出しているんですから、みんなで協力して防御するしかないでしょう。みんなってのは日本中のみんなでもあり、横暴に苦しんでいる近隣の諸国でもあり、まともな常識を共有出来る友好国でもあります。

 
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 黎明、4時06分。

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