尼国 南シナ海で中国船監視 爆破

 「中国海警局船4隻 尖閣沖の領海に一時侵入」というNHKニュース、21日午前10時過ぎに侵入、その後も接続水域を航行とあります。22日の中日新聞にこのニュースはありませんでした。中国船側は繰り返す事で警戒心を麻痺させる意図もあるのでしょう。

 だったらマスコミは同じように繰り返し警告を発するべきなのに、中日新聞ときたらオリンピック、甲子園での歓声の中に埋もれている国民への警鐘を鳴らしません。あまり中国警戒論説を書くと岡田屋さんが中国で苛められて困るからなんでしょうね。

 実家で取っている岐阜新聞、いつも中日と較べながら眺めているんですけれど、一地方紙ですから取材力に限界はあるわけで、共同通信の配信記事は政治欄や国際欄でよく見掛けます。地方紙の求められる内容と乖離があったとしてこれは仕方がない。

 8/18付け紙面では共同通信の記事としてインドネシアの南シナ海問題を取り上げていました。まず中日新聞では見る事の出来ない記事なので要約してみます。

 南シナ海で中国船監視  違法漁業取り締まり

 インドネシア政府は中国漁船による違法操業が頻発している南シナ海南端のナトゥナ諸島ライナで17日の独立記念日に合わせ違法漁業監視施設の開設式と違法操業者を拘束する施設の起工式を行った。

 違法漁業取り締まりに強い姿勢を示す事で、国威を発揚するとともに中国をけん制する狙いだ。スシ海洋・水産相が、外国漁船が水産資源を盗むための海域にしてはならないと述べ警備体制強化を訴えた。

 インドネシア政府は、違法操業で拿捕した外国漁船58隻をナトゥナ諸島などで海に沈めた。施設はラナイの軍事施設内に設置されレーダーを装備し周辺の漁船を監視する。

 インドネシア海軍の駆逐艦など10隻が配置され監視施設と連携し不審な漁船の追尾などを行う。中国が引いた9段線はナトゥナ諸島沖のインドネシア排他水域と一部が重なっている。

 地元紙によると今年に入り当局が拿捕した違法操業船は60隻に上がり、既存の拘束施設は手狭になり今回新たに建設する。

 インドネシア政府はこれまで170隻以上の違法漁船を爆破処理した。駐留する兵士を2千人に倍増させ潜水艦基地を建設するなど防衛体制も強化する方針。


 隣の記事ではこうしたインドネシア政府の強硬な姿勢を主導するスシ海洋・水産相の紹介記事、監視施設の開所式に出席した際の写真が大きく載っています。

 インドネシア政権内で対中強硬派の女性閣僚、スシ海洋・水産相が異彩を放っている。中国との経済的な結びつきに配慮する穏健派が多い中、歯に衣着せぬ物言いに国民から強烈な支持を集めている。

 「盗賊は盗賊だ。中国だろうがどこの国だろうが違法操業した漁船は区別せず爆破する」 スシ氏は7月記者会見でこう言い放った。就任以来爆破した漁船は170隻以上に達した。

 スシ氏はジャワ島出身の元実業家。海洋物販売を手掛けロブスター売買で富を築き、ロブスターの空輸目的で航空会社も設立、スマトラ沖地震の際にはスシ氏の航空機が救援に活躍し一躍有名になった。

 遠慮のない中国批判に加え中卒初の閣僚、ドスのきいた低音の声、入れ墨にくわえたばこ、など閣僚らしからぬ経歴や振る舞いが国民に受けている。

 怖がって省内では誰も逆らえない存在だが、違法漁船の取り締まりや漁業振興に活躍し、能力主義を重視するジョコ大統領の信頼は厚い。

 
 インドネシアのGDPは8580億ドル、日本円で85兆円あまり、世界第16位です。人口は2億5千5百万人強で第4位。まだまだ発展途上ですが国の威信という事について確たる信念を持っています。これだけ船を沈められても中国は何も言えない。

 当たり前の事を当たり前にしているだけだからへ理屈、難癖を中国もつけられない。これが日本だったらどうでしょう。岡田屋の様に中国に進出して資本投下、人材投入でまさにこれは人質ですからご機嫌を損ねると損失が大きくて何も言い出せません。

 それ以前に日本人は戦う事を捨てた民族だと見做されていますから無理難題は吹っ掛けまくり、それが又スンナリ通ってしまうから増長するってもんです。まぁ、9条がありますからね、戦わない良い口実になってダチョウの平和はもう少し続くんでしょう。

 
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 昨日の日中温度36℃、今日も同じような暑さ予想。

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