「専守防衛の筈だろう」 中国においしい9条

 防衛省がヘリ型空母の「いずも」を改装しF35B戦闘機が搭載できるようにするというニュースが流れたら、「専守防衛の筈だろう」と中国が即いちゃもんを付けているので笑えてきました。アレ中国は新型の空母を建造中ではなかったんですか?

 中国はスキージャンプじゃなくて電磁カタパルト装備の空母を作ると脅しと自慢を兼ねて世界に発信しているのに、日本が空母に改装と云ったら騒ぐ。それも「日本は攻撃的兵器の保有を憲法で禁じているはずだ」と中国には関係のない他国の法律を根拠に牽制しています。

 もうこれで何故日本のマスコミや野党が憲法改正絶対反対を唱えるのかその裏側丸見えではありませんか。いつまでも日本は9条に則って自分の手足を縛っていて欲しい、その間に中国は軍事力を強化して有無を言わさず日本を押さえ支配する。

 核搭載のミサイルが何百本も日本を狙って配備されているけれど、さすがに一方的に撃ち込む訳にはいかない。それに日本のインフラ、労働力付きで奪いたいから壊滅させず日本省という属国にするには巧妙に侵略しなければならない。

 沖縄なんて売国知事とマスコミが調略され、米軍追い出しに目の色を変えて安全保障の妨害行動を繰り返し、尖閣諸島沖の侵犯なんて日常茶飯事。手を出せない事が判っているから繰り返す。慣れて危機感も薄れ始めてこれはとても危険な事です。

 そうさせる訳にはいかない、日本をチベットや東トルキスタンの様に中国に闘う事もできず奪われる様な事態にはさせない、その強い意志が憲法の改正、就中9条の改正でしょう。この憲法9条は侵略側にとっては笑いが出るほど美味しい、甘い条文。

 嬉しい事に日本には戦後長く続いた平和の所為で「平和憲法誇らしい、なんて我々は美しい人達なんだ」と自己陶酔して目の前の脅威に気が付かない、もしくは見て見ぬ振りをする人が沢山いますから、まったくもって調略を進めるには好都合。

 だから憲法改正を進めたい安倍総理も、本来なら全体の見直しをしたいけれど、まずは9条を残しつつ実態に即した対応が出来るようにと妥協案にせざるを得ない。

 止めどない軍拡を進める中国が日本の護衛艦の改装に口を出す事ではない筈なのに、即反応するのはそうされては拙いという思いがあるからでしょう。日本の国防体制が今より拡充し万全な物になれば中国は手を出せなくなる。

 という事は、日本の軍備拡充は十分に戦争の抑止力になるという事です。つまり平和が保てる。野党、マスコミのいう平和論では中国、北朝鮮の攻撃野心の抑止力にはなり得ない。むしろどうぞ攻撃して下さい、侵略して下さいと股を広げている様なものです。

 下品な云い様陳謝。でもそれしか思い浮かばない。ロシアも含め、中国、北朝鮮という国は強権支配の独裁国家。国の進路決定は即断で何でも出来ます。反対する層はあっても問答無用で押さえ込む。野望への意志決定も迅速。

 ところが日本ときたら、言論の自由も思う事の自由もあって有り難い事ですけれど、そうした独裁国家のよこしまにはテンで弱い。スパイは自由に諜報活動が出来るし平和を愛する国民は大甘ですぐ騙せる。

 少なくともマスコミが現下の問題を偏らず報道していたならば、国民の民度は低くはないのだから危機に対する意志決定はもっと素早く行われていた事でしょう。中国に「専守防衛ではないのか」なんて云われるようなことはなかった。

 お笑い芸人がここへ来てマスコミに持ち上げられて、左翼層には都合が良いから共産党志位委員長も持ち上げる中国も持ち上げる。だけど露出するうち中身のないことがバレちゃって、いい気になってた本人へそ曲げ出したり落語家にも批判されたり。

 このドタバタで平和をことさら叫ぶ層の底の浅さや、こんな芸人を持ち上げてでも浮かぶのに必死の左翼の窮状や、中国の腹の内が透けて見えたり、ま、彼の登場は無駄では無かった。かように中国に忖度するマスコミは日本の病根です。
 
 
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 今朝は冷えました。枯れ木立から昇る朝日。

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