米朝会談 合意せず。トランプさん、サッサと帰る

 米朝トップのハノイ会談、世界の耳目を集めたとまでは行かなくても日、中、韓、そしてアジアは注目していた事でしょう。あ、ロシアも。それで結局会談は物別れで終わりましたが、この過程、いろいろなものが見えて興味深かった。

 まずは結果から云えば、トランプ大統領、事前の予想では来年の中間選挙やロシア疑惑で中途半端な妥協をするのではないかと云われましたが、北朝鮮を撥ね付け会談を中断、サッサと帰国しました。これは高得点、TVを見ててスカッとしました。

 これが政治というものでしょう。だから反トランプで攻撃急先鋒の民主党ペロシ下院議長もこれは評価していました。妥協して制裁の一部であれ解除していたら、これ迄20年にわたり欺され続けてきた歴代米政権の轍を踏む事になっていました。

 結果北朝鮮は金正恩委員長の悔しそうな表情と共に、再び66時間かけて何の成果もなく帰る事になってしまいました。トランプ大統領が、北朝鮮は制裁の全面解除を要求した。見返りが釣り合わないと会見で云ったら北は深夜に突如記者会見。

 全部じゃない、一部の解除を要求しただけだと何かわけの判らない言い訳会見。同席の対アメリカ担当の崔 善姫女史、悔しまぎれに「トランプは機会を逃した」と捨て台詞。韓国もそうだけれど、朝鮮半島人というのは口先の人達ですね。

 それは先般の韓国海軍駆逐艦と自衛隊P1哨戒機事件の時にも露わになった事で、後先も考えず平気で嘘をつく事でよく判りました。決裂の実際は、寧辺の核施設廃棄を条件にしたけれど、実は他に隠した核施設がある事をアメリカに隠していた。

 それがバレてたんじゃディールは成立しないでしょう。どうやらアメリカに探知されていた事に気が付かなかったらしい。これではトランプさんに袖にされても仕方がない。次回会談の予定もなく振り出しに戻ってしまった。

 いや振り出しではないですね。制裁は継続される。だとすれば窮地に陥ったのは北朝鮮、国民生活が厳しいから援助してくれと国連に泣きついていますから、アメリカはチャンスを逃したなどと偉そうに負け惜しみを云ってる場合ではない。

 まぁ、でも、鳥取県と同程度のGDPしかない国が、アメリカ相手にここ迄引っ張り回しタメ会談をしている事は素直に認めましましょう。大したもんだ。核持ってるからだけど、戦後の日本人にはとても出来ない。ただ、南北共ですが、口先だけの成果はすぐ萎みます。

 世界も南北朝鮮と付き合ううちその中身が見えて来て理解しだした。今のところ世界は黙っているけれど、ウソはどこまで行ってもウソ。アメリカで売春で捕まったというニュース、みんな韓国人女性。ご丁寧にトウキョウ・マッサージとかいう店の従業員。

 そんな売春婦輸出先の韓国が従軍慰安婦だ、連れて行かれた、かわいそうな私たち、といっても説得力はない。現時点ではアメリカ人欺されて、日本人、悪いやっちゃと思ってるらしいけれど、イギリスではベトナムでの蛮行、ライダイハンを糾弾し始めた。

 ウソ広めるうち自分の足許に火が着きだした。もう大人の対応とやらは止めにしましょう。相手が同程度の民度であるならばお互い一歩下がっての話が通じるけれど、特亜は下がると嵩にかかって食い込んで来るという事がよく判りました。

 所で、このニュースを伝えたマスコミ、これも色んなものが見えて来たもののうちの一つ。会談当日のNHK夜7時のニュース、米朝それぞれの専門家に話を聞く場面、鈴木アナの問いに、米専門家、「トランプさんは会談を纏めきれなかった失策だ」

 北朝鮮は、「金正恩委員長は強い姿勢を見せられた。後に引かなかった」と、これを聞いた時にはあまりにも想定内で笑えてきました。北朝鮮の識者は南山大学の平岩教授、いつも冷静なコメントで傾聴していたんですが残念、考えを改めます。

 ま、云わされていたんでしょう。事前に局内シナリオがあって米側の識者と共にトランプを叩き北を上げる。でも2日、3日が経つと男を上げたのはトランプ大統領で下げたのは金委員長ともっぱらの評価。だって制裁は継続ですから北は得るものは無かった。

 今後も核開発が続けるとしても、厳しい経済状況の中動きが取れなくなる。折りしもマレーシアで暗殺された兄金正男の長男を立てる一派が声明を発表。金正恩は伯父も処刑していますから下手をすると足許が揺らぎます。

 帰路、中国を列車で通過中金委員長は何を思うか。そこで気になるのは中国、習近平はどう対処するのか。
 

  金正男氏息子を救援した団体が「臨時政府」発足を発表 正恩政権の弾圧に対抗 北朝鮮  (産経新聞)


 米朝決裂の余波続々! 北の独裁政権打倒の呼びかけ!韓国大統領の“反日”姿勢に変化も  (FNN PRIME)

 中国・習近平「先に非核化せよ」 金正恩に対し   (保守速報)

 国連の制裁決議は中国、ロシアも含んでいますし、中国は米中対立で動きが取れない。ここで安倍総理もロシアとの北方領土問題で妥協せず一旦距離を置いたら別の展開が開けるかも知れませんね。良い人は止めて冷徹に行きましょう。それが世界標準。

 
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 今日、明日にかけ雨模様。

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